世界文化遺産 姫路城 現代美術ビエンナーレ

姫路で二年に一度開催される現代美術の展示会「世界文化遺産 姫路城 現代美術ビエンナーレ展」

姫路市民ギャラリーは、姫路城の見える再開発ビル「イーグレひめじ」の地下1階に作られています。日頃はパーテーションで仕切られ、広く市民の作品発表なので使われたいます。
このビエンナーレで、今までには見ることのできなかった大きな空間が広がっています。
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暑い中、遠路作品を搬入、陳列してくださった美術家の皆様にまず“ご苦労様”と御礼申し上げたいと思います。そしてこの展覧会に企画から携わり美術家を支えてくださった市民有志の力強い姿にお礼申し上げます。
 東京や、各都市の美術家から、“なんと恵まれた地域でしょう!”と、市民とともに開催するということに、驚きと賞賛の言葉を受けています。

さて、今回の「世界文化遺産姫路城現代美術ビエンナーレ展」の目標の一つである、ここ姫路に美術家が集う“サミット”のような交流の場を持つことが出来たことに対して」、とても嬉しく思います。
 普段は、各美術家が、それぞれ違った場所や方法で作品を発表していますが、こうして一同に会し話しあえることが出来ることを喜んでいます。
 それ以上に姫路の市民の皆さんが、斬新な感覚を持つ現代美術に接する機会を持ち、都市のイメージアップを担ったという意義は大きいものです。今後、美術作品を陳列したということに内包されたこれらの意義を大きく育てるのもこれからの市民の課題であります。
 また、各会の審査員であり、各美術館にコレクションされたり、海外でも活躍しておられるビッグな美術家とともに陳列した若き新人美術家たちの今後の活躍も期待される現代美術ビエンナーレとして、第一回展をここに開催できたことを感謝しています。
  私個人の意見として、若い人たちには、現代美術という部門だけではなく、広く歴史に残る東西の美術家の作品をじかに見て、ライバルとして学んでください。 こういう私は、1週間前、この美術展の準備の最中に“忙中閑あり”等と言いながら、台北の故宮博物館に行ってきました。
待ちに待っていた、宗時代の馬遠、夏珪、范寛などの作品を見てきました。数年前のことですが、上海博物館で北宋の画家の絵を見るために中国の人々は連日8時間以上も並んでいました。その時、私も上海博物館の特別入り口に行き30分待ってその絵を見て感嘆しました。
  また、昨年ベルギーに1ヶ月間滞在し、展覧会をしながら、近隣の各都市を訪ねました。ブリュッセルでは、かの有名な王立美術館で14、15、16世紀美 術、ルネ・マグリッド、ポール・デルボー、アントワープのルーベンス、ゲントではフアン・エイク兄弟、オステンドのジェームス・アンソールなどが旅人の訪 問を待っていて語りかけてくれます。
 ここ姫路も、姫路城と同じく姫路の誇る美術家が育ってほしい、育ててほしいと市民の皆さんにお願いしたいと思います。人を育てることは少なくても3代が、お金をかけても育ちにくいといわれます。長いスタンスで人を育て、文化香る町になってほしいと願っています。
 本日は、ありがとうございました。  
2008.7.29  鹿間厚次郎

イーグレひめじ地下1階のアートホールで、オープニングに引き続き、記念講演を開催しました。講師は関西美術界の重鎮で、兵庫県立近代美術館や大阪国立国際美術館の館長を務められた、木村重信先生を招いて「心ここにあらざれば、視れども見えず」と題しての講演です。
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オープニングで、パフォーマンスに参加される先生(中央)
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鹿間幸次郎氏は、子どもと一緒に「捨象」(廃材となる石片を組み合わせる)手法で、造形をくみ上げていきます。
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久保田裕美さんは、壁面に真っ白な模造紙を貼り付け、本日から最終日まで、マジックで画面を埋め尽くしていきます。

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兵庫県立香寺高校美術部の皆さんが西村正幸さんの作品にチョークで描画を加えています

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7月29日(火)
午前中から、出品作家自ら陳列を手がけ、その熱気を受け継いでのオープニングとなりました。

代表の鹿間厚次郎氏の挨拶、石田姫路市公室長が市長の名代として祝辞を述べられ、続いて市民を代表して米谷啓和氏の挨拶の後、テープカットが行われました。

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http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0001240026.shtml (リンク切れ)
姫路で初のビエンナーレ 30日から 芸術で交流 

「独自のビエンナーレに育てていきたい」と集まった作品を前に意気込む鹿間さん=高砂市曽根町

  現代アートが集まる「第1回世界文化遺産 姫路城現代美術ビエンナーレ2008展」が30日-8月3日、姫路市本町のイーグレひめじで開かれる。全国各地 から57人が参加し、市民と交流する芸術祭で、実行委代表の彫刻家鹿間厚次郎さん(67)=高砂市曽根町=は「生き生きとした文化を創造し、発信できるま ちづくりを目指したい」と話す。(神谷千晶)


 テーマは「関西姫路は新しい」。市民有志でつくる実行委が二十-八十代の美術作家に出展を呼びかけた。絵画では、吉見敏治さんやナガイマモルさん、彫刻では、米林雄一さんや恩田静子さんらが独創的な造形で競演する。

 制作者自身が来場し、開会式典で市民と交流。期間中も一部の出展者が解説や体験教室の指導にあたる。鹿間さんは「芸術家との出会いを通じ、アートにより親しんでほしい」と話す。

 開会式典は二十九日午後四時半から同会場。午後五時半から、木村重信・県立美術館名誉館長が「心ここにあらざれば、視(み)れども見えず」と題して記念講演する。先着百二十人。資料代千円。

 制作者が講師を務める夏休み造形教室(三十一日午後一時十五分、対象は小学生)、夏休み絵画教室(八月一日午後一時、対象は中学生以上)もある。場所はイーグレひめじ。定員各十五人。五百円。

 往復はがきに住所、名前、電話番号、年齢、学校名・学年を書いて〒676-0082 高砂市曽根町二四五二ノ二、姫路城現代美術ビエンナーレ委員会、鹿間厚次郎さんに郵送。七月二十五日必着。事務局の今里さんTEL090・2356・0136

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